ネクタイ小話
ネクタイ
英語: necktie
和名 えりじめ
なぜ、つけないといけないのか?
深く考えることなく、マナーという錦の御旗的に装着し続ける謎の長い布です。
今回は、そんなネクタイについて
歴史
現状
今後
と書いてみました。
では、さっそく、いってみましょう!
ネクタイの歴史
まず、ネクタイの歴史ですね。
諸説ありますが、
有名なものとして、
フランスの国王が、クロアチアの傭兵のスカーフを指差して、家臣にあれはなんだと聞きました。
クロアチア兵(クラバット)ですと家臣が言ったことから始まるそうです。
現在でも、ネクタイはフランス語で("cravate")クラバットと言うそうです。
当時のクロアチアの傭兵のスカーフは、現在、ボーイスカウトが付けているネッカチーフが形として残っているものとも言われています。
話は戻りますが、
ネクタイは、その後、イギリスに渡り、蝶ネクタイへ変化していきました。
1800年代、蝶ネクタイは社交界でのファッションの発展の中で現在、広く普及しているネクタイとなりました。
なお、日本では、ジョン万次郎から伝わったとされています。
ネクタイの現状
2005年、
夏場の炎天下。
ネクタイは、汗ばむ首をさらに苦しく感じます。
苦しさを感じる人にとって、
小泉政権下でのク—ルビズ推進の動きは
夏場、ネクタイを外すという風潮が生みました。
風潮の動きがよくわかるデータとして、
ネクタイ業界団体、東京ネクタイ協同組合の発表を元にしますと、
輸入を含む総合計
2004年 42,478
2013年 25,294
6年前までのデータしかありませんが、減少の一途を辿っているのがよくわかります。
ネクタイの今後
かつて、大勢の呉服着る人がいました。ですが、時代の変化と共に少なくなりました。
ネクタイも、同じような運命を辿るのでしょうか。
冬場、町を歩いていると、
ネクタイをしていないサラリーマンを見かけます。
今後、ネクタイに変わるものでも現れるのでしょうか。